活動報告
からくさ不動産塾受講生から、感想と受講を希望される方へのメッセ―ジ
オンライン開催について
- 当初想定をしていなかった形式での受講であるため戸惑うことが多かった。特にこの塾を通じての学びはもちろんだが、それをきっかけとした人脈形成に期待が大きかった分、会う機会が激減したのは正直残念であった。一方で、オンラインというある意味受講者側の主体性が問われる形式であるため、塾生の授業への集中度はかなり高かった実感がある。これは会社命令型での受け身での受講ではなく、自由意思に基づく入塾である「からくさ不動産塾」ならではの強みだと考える。ゼミについても始まったばかりではあるが、これまで会えていなかった分、コミュニケーションに飢えているのか取り組み姿勢は前向きということで共通点があり常に盛り上がる。結果的にはこの学びが終了するころには我々の代にしか味わえない一体感が創出されているのではないかと期待している。
1年間のプログラムを終えての感想
- 名だたる講師陣の皆様、興味深いテーマ、バランスの取れた講義内容で、毎回参加するのが楽しみでした。座学だけでなく、塾生同士でディスカッションする時間があったのも良かったと思います。
- 私が普段触れている領域に近いところから全く触れていないところまで幅広い内容でした。普段と近い領域については実践的に学ぶことができましたし、普段触れていない領域については新しい気付きを与えて頂きました。いずれにせよ、各分野で深い知見を持たれている先生からの講義をお聞きできたのは私の財産になったと思います。
からくさ不動産塾を通して感じたご自身の変化
- 外の世界へ視野を広げようという意識が強まりました。元々上長から「外を見る人になれ」と言われる機会が多く、その意見もあり、このからくさ塾を受講しました。受講していく中で、広義では同じ不動産業に関わる人たちでも、考え方のベクトルが異なっていることや、着眼点が異なっていることに気づかされました。それぞれの仕事の違いという目に見える部分だけでなく、考え方や思想の根源の違いの様な実際に触れないと分からない部分も感じたことで、自身の普段の業務や自社の中に留まっているのではなく、外の世界へ視野を広げ知見を広げていく必要性をより強く感じました。
- 今までの自分の中では比較的視野を広く、アンテナを高く持っていたつもりでしたが、まだまだ知らない世界がたくさんあることを痛感しました。アンテナを高くもっていても、自分の担当セクターに関わる事がどうしても頭の中に自然に残っていましたが、不動産塾を受けるにつれて、セクターの壁が少し取っ払われ、セクターを融合した新しい不動産の形ができないかと考える事が多くなりました。
からくさ不動産塾での1年間で得たもの
- まだはっきりとした形は見えませんが、私も自分の専門性を持って、業界に貢献できる人間になりたいと思えたことが収穫です。そして、何より塾頭や事務局、先生方、塾生の皆さんと知り合うことができ、これから続く繋がりを持てたことが嬉しいです。
- ゼミ開始時期と転職時期が丁度被ってしまい、自分で想像していた以上に忙しい中、当初は何となくやり過ごせば良いと思っていた部分も正直あったのですが、チームメンバーの方々の熱意や姿勢に心奪われ、真剣に考察し、議論することが出来ました。一人で考えていても絶対にできないことで、志高い人とのつながりがあってこそ、だと思いました。からくさ不動産塾での出会いこそ、一番の収穫です。
- 個人的に言いますと、大学院を出て10年間以上経ちますが、久しぶりに勉強の面白さに再度気づきました。他の塾生たちの優秀さにも驚きまして、キャリアを前進させる意味でも、自分のスキルアップにさらに意欲が高まりました。