活動報告(第一期)

REPORT

※過去の活動報告はこちらからご覧いただけます。

  • 第一回4月13日 
  • 第二回4月27日 
  • 第三回5月11日 
  • 第四回5月25日 
  • 第五回6月8日 
  • 第六回6月22日 
  • 第七回7月6日 
  • 第八回7月20日 
  • 第九回第1部8月3日 
  • 第九回第2部8月3日 
  • 第十回第1部8月24日 
  • 第十回第2部8月24日 
  • 第十一回第1部9月7日 
  • 第十一回第2部9月7日 
  • 全体懇親会9月14日 
  • 第十二回9月28日 
  • 第十三回10月12日 
  • 第十四回10月26日 
  • 第十五回11月9日 
  • 第十六回11月30日 
  • 第十七回12月14日 
  • 第十八回第1部1月11日 
  • 第十八回第2部1月11日 
  • 第十九回1月25日 
  • ゼミナール2月8日、22日、3月8日 

ゼミナール2月8日、22日、3月8日

1月までに全ての講義が終わり、最後の3回はゼミナールです。いわば卒塾プロジェクトで、テーマは「不動産と社会のこれからを考える」の実践。
ゼミでは3人一組のチーム単位で課題解決に取り組みました。昨年9月にチーム分けを発表後、それぞれがアドバイザーの清水先生に相談したり、他社ヒアリングを行ったりしながら、テーマ設定から課題解決策の取り纏めに向けてミーティングを何度も重ね、2月8日のプレゼンに臨みます。

各チームが選んだテーマは「街づくり」「都市開発」「オフィス」「ホテル」「商業施設」「地方創生」「働き方」などの広範にわたり、2月8日には、設定した社会課題に対するソリューションを提案する全チームのプレゼンが行われました。各チームの発表内容に対し、他の塾生より意見、疑問等のコメントが提出され、これらを踏まえて、2月22日、3月8日の2回に分けて再度プレゼンを行い、1つ1つのテーマについてより発展した討議を実施しました。真剣かつ和気あいあいとした雰囲気の中、白熱した議論が行われました。
塾生の最終成果のプレゼンに臨む緊張感と、発表と議論を終えた後の充実した顔が印象的でした。

最終チームのプレゼンと議論が終わった後、修了式が行われました。
中山塾頭、清水教授から挨拶と受講生へのメッセージが贈られ、修了証の授与と記念品の贈呈が行われました。

これをもちまして「第1期 からくさ不動産塾」の1年を通したプログラムは終了しました。

  • ゼミナール
  • ゼミナール
  • ゼミナール

第十九回1月25日

テーマ

プレゼンテーション力
-落語から学ぶビジネスへの扉-

講師立川談慶落語立川流真打ち

本講義の最終となる第19回目は、サラリーマン時代を経てから落語家に転身された立川談慶さん。立川談志さんの18番目の弟子として立川談志師匠に入門し、師匠からの無茶ぶりに振り回され続けた下積み生活。その中での様々な経験を通して得た「コミュニケーション力」「想像力」「タフネス力」「会話力」。これらは誰でも訓練で身に着ける事ができ、プレゼンテーション、円滑な人間関係に活かせる事を古典落語の小噺を織り交ぜた解説が行われました。

後半は、コミュニケーションギャップの話である古典落語の「金明竹」と「紺屋高尾」の演目をして頂き、次回以降のゼミ発表を控えた塾生にとって、締めくくりとなる最終講義となりました。

  • プレゼンテーション力
  • プレゼンテーション力
立川談慶

慶応大学経済学部卒業後、株式会社ワコールに就職。3年後、吉本興業を経て立川談志師匠に入門。2005年真打に昇進。落語家としての活動以外に本を複数執筆。テレビ寺子屋やNHKラジオ講座の講師も務める、コミュニケーション指導の第一人者。
<主な著書>
『大事なことはすべて立川談志に教わった』(KKベストセラーズ)
『この一冊で仕事術が面白いほど身につく落語力』(KKロングセラーズ)
『「めんどうくさい人」の接し方、かわし方』(PHP文庫)

第十八回-第1部1月11日

テーマ

米国の不動産事情

講師山本みゆきサンポップ・インターナショナル

不動産講義の最終回である第18回目の第1部は、ニューヨークを拠点に長年米国で不動産ビジネスをされている山本さんによる「米国不動産事情」。米国の不動産取引の制度や慣行、マンハッタンにおける住宅、商業、オフィスの賃貸、売買マーケットの推移などの解説がありました。またオフィス市場ではTAMI(Technology, Advertising, Media and Information)、FIRE(Financial Service, Insurance, Real Estate)といった業種や、伸びつつあるシェアオフィスやニューヨーカーの働き方といった最近の動向・トピックスの紹介がありました。
塾生からは「投資家の属性」「期待リターンの水準」「駐車場事情」といった事から、「次期、トランプ政権に対する周りの反応は?」といった質問が続き、現在のマンハッタンの様々な事情を教えて頂きました。

  • 米国の不動産事情
  • 米国の不動産事情
山本みゆき

不動産コンサルタント。ニューヨーク大学大学院不動産修士課程修了。CCIM(米国不動産投資アドバイザー)、NY州公認ブローカー。NHK海外取材の翻訳にも携わる。
<主な著書>
米国の不動産知識 A to Z(住宅新報社)、各種不動産業界誌に米国不動産事情連載

第十八回-第2部1月11日

テーマ

消費者行動の変化と小売業のあり方

講師藤原 真ザイマックスコーポレート不動産サポート部 部長

講師山田賢一ザイマックス不動産総合研究所 マネジャー

第18回目の第2部は「消費者行動の変化と小売業のあり方」。商業施設4タイプ(食品スーパー、百貨店、大型ショッピングセンター、ロードサイド専門店)をチームに割り振り、「それぞれの業態は10~20年先にどうなっているか、その時の不動産(施設)の使われ方は?」について討議と発表が行われました。
一般的には人口減少や消費行動の変化などから商業施設の先行きを懸念する声が多い中、それぞれのチームで、商業施設の新たな将来像を見つけ出し、またそれに向けた課題も抽出するといった活発な議論が行われました。
講師から講評や補足解説があり、最後に「社会の変化に合わせて不動産は変化してきた。特に消費者の行動は変化が早く、小売店舗の変化は社会の変化の最先端であるかもしれないという意識をもって欲しい」という話がありました。

  • 消費者行動の変化と小売業のあり方
  • 消費者行動の変化と小売業のあり方
藤原 真
講師 藤原 真
ザイマックスコーポレート不動産サポート部 部長

1998年株式会社パルコ入社。店舗運営、マーケティング、新業態施設プランニング・リーシング等に従事。2006年ザイマックス入社後、大型商業施設開業・リニューアル等を牽引、現在は小売企業を対象としたCRE・不動産サポート事業を行う。京都大学文学部卒業。

山田賢一
講師 山田賢一
ザイマックス不動産総合研究所 マネジャー

1991年大手流通企業に入社。10年以上にわたり、新規出店・改装のプランニング業務に携わる。2007年にザイマックスグループ入社。主に商業施設の運営管理業務を行う。2014年よりザイマックス総研にて商業施設・小売業界の調査研究を担当。上智大学文学部卒業。

第十七回12月14日

テーマ

不動産市場における「これから10年の構造変化」
-不動産ファイナンスのリスク管理のための10の視点-

講師榎本英二野村不動産アーバンネット 取締役専務執行役員

今年最後の講義となる第17回目は、榎本さんによる、不動産市場における「これから10年の構造変化」。塾生には予め「グローバルとローカル」「余る時代」「スプロールとコンパクト」「モノとコト」など不動産市場の将来を考える10テーマが与えられ、塾生はそれぞれその中から関心のあるものを2つずつ選び、講義に臨みました。
選択したテーマについて、塾生が自分の考えを発表したうえで、榎本さんもご自身の考えを述べながら、「正解は無い」テーマの意見交換・議論が行われていきました。

議論を通し、榎本さんから、時代の変化に流されないためには様々な仮説・シナリオを各自が持つ事が必要であること、また、不動産の未来を考えるにあたって不動産ビジネスの足下だけではなく、幅広い分野に対する視点を常に持ち合わせる事が重要、とのお話しがありました。

  • 不動産市場における「これから10年の構造変化」
  • 不動産市場における「これから10年の構造変化」
榎本英二

1985年慶應義塾大学経済学部卒業。1985年野村不動産入社、経理・総合企画・商品開発・資産運用事業に携わる。2008年執行役員 資産運用カンパニー副カンパニー長兼運用企画部長、2009年野村不動産投資顧問副社長、2013年野村不動産常務執行役員法人営業本部副本部長、2015年野村不動産アーバンネット専務執行役員就任、現在に至る。1990年大手米国年金基金との米国不動産投資を開始し、1997年からは日本の不動産投資に着手、2001年不動産私募ファンド運用のため、野村不動産インベストメント・マネジメント株式会社設立。2002年には日本の運用会社による初めてのオポチュニティファンドである日本不動産オポチュニティ・ファンド(JOFI)の組成・運用を手がける。
2004年以降、同社の安定型不動産私募ファンド(Smileシリーズ)の組成に携わり、2005年野村不動産投資顧問株式会社を設立、不動産証券化商品への投資に着手。2010年私募REIT第一号を運用開始。2013年野村不動産にてCREを中心とした法人営業を担当。2015年野村不動産アーバンネットにて仲介・CRE部門の企画を担当。
宅地建物取引主任者、日本不動産鑑定協会会員、日本証券アナリスト協会検定会員

第十六回11月30日

テーマ

先を読むための「アナロジー思考」

講師細谷 功ビジネスコンサルタント・著述家
(株)クニエ コンサルティング・フェロー

第16回目は、ビジネスコンサルタントの細谷功さん。
先を読み、新しいビジネスを発想するための「アナロジー思考」がテーマ。自分の課題や問題に対し、「一見、遠い世界」での抽象化した共通点を見つけ、新しい解決策へと導く手法について解説されました。

講義では「遠くから借りてくる」をキーワードに、アナロジー思考の様々な事例と受講生による実践演習(発表)が繰り返して行われました。「抽象度の高い戦略オプションがビジネスモデル」「構造変化で未来を予測する」といったアナロジー思考の具体的手法についても解説があり、最近登場した新しい企業の事例紹介やビジネスモデルを例にとった演習も行われました。

  • 先を読むための「アナロジー思考」
  • 先を読むための「アナロジー思考」
細谷 功

株式会社東芝を経て、アーンスト&ヤング、キャップジェミニ等の米仏日系コンサルティング会社にて業務請負改革等のコンサルティングに従事。近年は問題解決や思考力に関する講演やセミナーを企業や各種団体、大学等に対して国内外で実施。主な著書に『地頭力を鍛える』『アナロジー思考』(東洋経済新報社)、『メタ思考トレーニング』(PHPビジネス新書)等がある。

第十五回11月9日

テーマ

不動産資本市場発展の25年を振り返って

講師冨川秀二三井不動産投資顧問 代表取締役

第15回目は、90年代後半~、金融市場と融合して大きく変貌を遂げてきた不動産市場において、常にご活躍されてきた冨川さんによる「不動産資本市場発展の25年を振り返って」。
当時から現在に至る不動産関連制度や業界を取り巻く環境、プレイヤーの変化等について、米国との比較を交えながら解説が行われました。また、日本の機関投資家や世界規模の企業の動向など、グローバルな視点からこれからの不動産業界の将来像についてのお話しがありました。

講義後の交流会では、冨川さんの各国にまたがる交流関係のお話しから、ネットワークの大切さを語って頂き、受講生達は皆、熱心に聞き入っていました。

  • 不動産資本市場発展の25年を振り返って
  • 不動産資本市場発展の25年を振り返って
冨川秀二

1983年三井不動産入社。1988年ハーバード大学大学院ビジネススクール卒業。
1989年三井不動産ニューヨーク。1997年10月三井不動産投資顧問設立とともに、同社法人営業部長、2004年4月常務取締役就任。2007年4月三井不動産法人ソリューション部長、2011年4月執行役員不動産ソリューションサービス本部長就任。2015年4月三井不動産グループ執行役員、三井不動産投資顧問代表取締役社長就任。現在に至る。

第十四回10月26日

テーマ

都市計画と不動産

講師宇於﨑 勝也日本大学大学院理工学研究科不動産科学専攻 准教授

第14回目は、宇於崎先生による「都市計画と不動産」。
前半は、日本の都市計画について体系的な講義が行われました。都市計画に関わる基本的な法律や諸制度の変遷だけでなく、過去、海外において行われた都市のあり方に関する研究の紹介、今後の都市計画の課題等に多岐にわたった解説が行われました。

後半は、都市計画をめぐる最近の5つの話題の中から1つを選んで各チームで議論を行いました。「国家戦略特区」を選択したチームが多く、容積率の在り方や税金などさまざまな意見に対し、宇於崎先生から導入の背景や諸外国との違いなど、ご指摘やアドバイスを頂きました。

  • 都市計画と不動産
  • 都市計画と不動産
宇於﨑 勝也

日本大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。日本大学理工学部助手、専任講師、助教授を経て、現在、日本大学理工学部准教授。平成6年5月から1年間「平成6年度日本大学長期海外派遣研究員」として英国及び欧州諸国に長期出張。現在、地方自治体の都市計画審議会委員、建築審査会委員などを務める。
<主な著書>
小嶋勝衛 監修「都市の計画と設計 第2版」(平成20年12月・共立出版)
一般社団法人 日本建築学会 編「観再考 景観からの豊かな人間環境づくり宣言」(平成25年8月)

第十三回10月12日

テーマ

世界都市間競争とこれからの成長を考える

講師内田 要不動産協会 副理事長専務理事

第13回目は、内田さんによる「世界都市間競争とこれからの成長を考える」。
人口減少やGDPの捉え方、東京の位置づけや国家戦略特区等、データや諸外国の比較などの資料を見ながら、これからの成長を考える上での課題に関する解説が行われました。

討議ではチーム毎にそれぞれ「人口減少は本当に問題か?」「国全体のGDPか?1人あたりのGDPか?」「日本の投資を高めるためには、何が必要か?」「外国人材の活用をどう考えるか?」というテーマが割り振られ、ディスカッションが行われました。各チーム毎に討議した内容を発表し、内田さんから補足解説等を頂きました。

  • 世界都市間競争とこれからの成長を考える
  • 世界都市間競争とこれからの成長を考える
内田 要

東京大学法学部卒業。建設省入省、国土交通省総合政策局政策課長、大臣官房審議官(不動産担当)、土地・水資源局長、土地建設産業局長を経て、2012年独立行政法人都市再生機構副理事長、2014年より、内閣官房地域活性化統合事務局長、内閣府地方創生室長として、地方創生、国家戦略特区の事務方とりまとめ。2015年11月より現職。

第十二回9月28日

テーマ

革新力

講師井上高志株式会社ネクスト 代表取締役社長

第12回目は、井上さんによる「革新力」。
26歳でネクストを創業し、その時から続く思いや今後の世の中の変化を踏まえた事業や将来構想などについて、動画を交えたスライドによりお話し頂きました。
また、井上さんが個人として取り組まれている様々な社会課題に対する取組みについても紹介して頂きました。
後半は「社会や不動産業界の課題を見つけ出し、それを自分達なりにどう解決するか」というテーマでグループディスカッションを行い、各班の発表内容に井上さんから講評、アドバイスを頂きました。

  • 革新力
  • 革新力
井上高志

新卒入社した株式会社リクルートコスモス(現、株式会社コスモスイニシア)勤務時代に「不動産業界の仕組みを変えたい」との強い想いを抱き、1997年独立して株式会社ネクストを設立。インターネットを活用した不動産情報インフラの構築を目指し、不動産・住宅情報サイト『HOME'S(ホームズ)』を立ち上げ、掲載物件数No.1(※1)のサイトに育て上げる。2011年からは、海外進出を開始。2014年には世界最大級のアグリゲーションサイトを運営するスペインのTrovit Search, S.Lを子会社化。現在は、国内・海外併せて15社(※2)の子会社を展開し、世界46ヶ国(※3)にサービス展開している。
日本のみならず世界で情報インフラの構築を進め、国籍や言語に関わらずスムーズに住み替えができる仕組み創りを目指す。
座右の銘は、ネクストの社是でもある「利他主義」。究極の目標は「世界平和」で、事業活動を通じて、「不安」「不満」「不便」といった社会に存在する「不」の解決を目指す。ネクストの事業の他、個人でもベナン共和国の産業支援プロジェクトを展開し、一般財団法人Next Wisdom Foundation 代表理事、一般社団法人デモクラティアン 代表理事を務める。

※1:産経メディックス調査(2016.1.23)
※2:2016年6月時点
※3:2016年6月時点

全体懇親会9月14日

「からくさ不動産塾」の全体懇親会が、霞山会館(千代田区霞が関)で、塾生・講師の先生方・事務局などが参加し、和やかなムードの中、行われました。第1期カリキュラムは本年4月~来年3月までなので、ちょうど折り返し地点のイベントとなります。

まずは塾頭中山善夫、そしてザイマックス吉本健二の挨拶があり、西村淸彦先生による乾杯の後、講師の先生方と受講生が交流の時間を過ごしました。会の半ばには塾生の代表3名によるスピーチがあり、受講して半年たった感想、印象に残った講義、ゼミ発表へ向けた意気込みなどを熱く語っていたのが印象的でした。清水千弘先生による中締めの挨拶の後も、多くの方が会場にそのまま残って歓談を続けていました。

  • 全体懇親会 9月14日
  • 全体懇親会 9月14日
  • 全体懇親会 9月14日

第十一回-第1部9月7日

テーマ

“おもてなしを越えて” ~ホテル・マネジメントの真実~

講師田中 勝MTJホスピタリティ 代表取締役、日本ホテル教育センター「ホテル産業経営塾」 名誉塾長、元東京・横浜インターコンチネンタルホテル 総支配人

第11回目第1部の講義は田中さんによる「“おもてなしを越えて”~ホテルマネジメントの真実~」。
昨今、ホテル業界では「おもてなし」といったホスピタリティの面が強調されがちであるが、ホテルマネジメントには「財務」「社員」「お客様」「ブランド」の4つの視点とそれぞれのバランスが大事であるとの説明がありました。
ホテル産業の特性を踏まえマネジメントとして何をすべきか。世界的なホテルブランドの総支配人としてのご経験や数値に基づいた経営手法等についての解説が行われました。

  • おもてなしを越えて” ~ホテル・マネジメントの真実~
  • おもてなしを越えて” ~ホテル・マネジメントの真実~
田中 勝

1944年生まれ。早稲田大学第一政治経済学部経済学科卒業。西武鉄道に入社、プリンスホテルに転籍。
26歳より10年間、カナダにてホテルの開発プロジェクトに参画。設立・土地の買収・プロジェクトマネジメント等を経て、副総支配人就任。北米屈指の名総支配人、Mr.ショネッシイより直接指導を受ける。帰国後、赤坂プリンスホテルの副総支配人、迎賓館担当支配人兼務、天皇陛下また多くの国賓の接遇に直接あたる。その後、横浜インターコンチネンタルホテルの副総支配人を経て世界のインターコンチネンタルホテルズでアジア人として初めてホテルインターコンチネンタル東京ベイの総支配人を務める。
現在はホテルマネジメント研修・コーチングを主としたコンサルティング会社、MT J―ホスピタリティの代表取締役。また財団法人日本ホテル教育センターが経営する「ホテル産業経営塾」で塾長として現役ホテルマネジメントスタッフを育成している。また大学でも教鞭を取り、未来の人材の育成にも努めている。

第十一回-第2部9月7日

テーマ

公的不動産(PRE)、PPP、PFIの現状と課題

講師内藤伸浩東京大学公共政策大学院 客員教授

第2部は内藤さんによる「公的不動産(PRE)とPPP/PFIの現状と課題」。
公的不動産(PRE)は面積、価値ともに日本の1/4を占めて生産性の向上が求められている中、老朽化や財源問題、個別施設計画の策定や実行時などで様々な課題があるとの説明が行われました。
今後望まれる公共施設の再編、統廃合を通じたコンパクトシティ化、多機能複合化の国内外の取組みが紹介されました。また、民間資金・ノウハウの活用により市場規律が生まれる事の重要性やPFIの現状について解説があり、不動産証券化を活用した再開発の事例等の紹介も行われました。

  • 公的不動産(PRE)、PPP、PFIの現状と課題
  • 公的不動産(PRE)、PPP、PFIの現状と課題
内藤伸浩

1981年東京大学法学部卒業後、三井不動産(株)入社。慶応義塾大学大学院経営管理研究科修士課程を経て2004年より三井不動産S&E総合研究所 所長補佐。2009年より東京大学公共政策大学院特任教授(2014年3月退任)、2014年10月より東京大学公共政策大学院客員教授、現在に至る。一般社団法人 不動産証券化協会 専務理事。
不動産投資市場政策懇談会委員、官民連携事業の推進のための地方(関東)ブロックプラットフォーム・コアメンバー。
<著書>
『人口減少時代の公共施設改革~まちづくりがキーワード』(時事通信社、2015年)
『アセット・ファイナンス~資産金融の理論と実際』(ダイヤモンド社、2003年、不動産協会優秀 著作奨励賞受賞)
『日本企業の戦略管理システム』(白桃書房、1997年、共著)

第十回-第1部8月24日

テーマ

深化する物流不動産ビジネス

講師辻 俊昭株式会社日本ロジスティックスフィールド総合研究所 代表取締役

第10回目第1部の講義は辻さんによる「深化する物流不動産ビジネス」。物流に関する基礎的知識、物流施設の変遷や昨今の大型賃貸物流施設の需要増加の背景などの説明がありました。
物流不動産市場は「萌芽期から成長期へ」という2ndステージに入り、これから毎年大型物流施設の供給が増加していく。需要者である3PL事業者や通販事業者の動向を併せてみていき、物流不動産市場の今後の展望について解説が行われました。

  • 深化する物流不動産ビジネス
  • 深化する物流不動産ビジネス
辻 俊昭

京都大学工学部卒。野村総合研究所にて、行政機関、民間企業の物流に関する調査、コンサルティング活動を実施。港湾計画、空港計画、道路整備計画等のハード計画のほか、地域物流マネジメント政策、港湾物流施策、物流セキュリティ等のソフト面でも国や民間企業と共同で実施。その後、(株)日本レップに移り、関連会社であるジェイ・レップ・ロジスティクス総合研究所の代表取締役を務める。ここでは物流不動産に特化したコンサルティング会社として、物流不動産マーケットの分析、各種情報発信等を行う。
現在、2009年に立ち上げた(株)日本ロジスティクスフィールド総合研究所において、物流不動産などに関する調査・コンサルティング活動を実施。

第十回-第2部8月24日

テーマ

中国(大陸)不動産事情2016

講師菱村千枝不動産鑑定工房株式会社 取締役

第2部は菱村さんによる「中国(大陸)不動産事情2016」。中国における不動産(住宅)市場の変遷や経済減速が「常態化」してきた現状、不動産関連制度の違い等の解説が行われました。
中国での不動産鑑定や企業M&Aのアドバイザリーなどのご経験を基に、日本では普段メディア情報でしかうかがい知れない、様々な姿をみせる中国の実状についてもお話し頂きました。

  • 中国(大陸)不動産事情2016
  • 中国(大陸)不動産事情2016
菱村千枝

不動産鑑定士/MRICS
大阪外大卒、中国北京中央財経大学会計学専攻修士
不動産鑑定業務に従事して約30年 2005年から北京の資産評価会社に留職し、大陸での資産・不動産評価経験を積む。
現在は東京を拠点に国内外の不動産・資産評価、コンサルティング業務に従事。

第九回-第1部8月3日

テーマ

住まいと暮らしの未来
-未来の少子高齢化社会にむけてのビジネスチャンス-

講師野口孝広株式会社リクルート住まいカンパニー 代表取締役

第9回目第1部の講義は野口孝広さんによる「住まいと暮らしの未来」。
就職情報誌を発刊していたリクルートが1976年に「住宅情報」を創刊し、現在の「SUUMO」へと「住宅」分野へ事業を広げていった経緯についての説明がありました。
さらに、2045年の世の中の姿を見据えた新ビジネスの取組みや、コミュニティの活性化、安心・安全な地域社会の実現を目指した行政機関等との実証実験中の取組み(COCOMO)などについての紹介がありました。

  • 住まいと暮らしの未来
  • 住まいと暮らしの未来
野口孝広

1968年生まれ。一橋大学経済学部卒業後、1991年(株)リクルート入社。
人材開発部に在席後、1993年より住宅情報事業部に配属。
2012年に分社化された(株)リクルート住まいカンパニーでは、執行役員・営業統括本部長を務め、2013年4月より現職。

第九回-第2部8月3日

テーマ

我が国ヘルスケア産業の近未来

講師大割慶一KPMGヘルスケアジャパン株式会社 代表取締役/パートナー

第9回目第2部は大割慶一さんによる「我が国ヘルスケア産業の近未来」。
先進諸国のいずれもが高齢者人口の増加や財政の制約などを背景としたヘルスケアコストの抑制という課題を抱えており、その中で、日本における特有の現状と課題について解説が行われました。その上で、今後の我が国のヘルスケア産業が発展していくための方向性、あり方に関する説明が行われました。

  • 我が国ヘルスケア産業の近未来
  • 我が国ヘルスケア産業の近未来
大割慶一

KPMG東京事務所入社後、KPMGドイツ デュッセルドルフ事務所赴任。KPMGドイツのジャパンデスク統括責任者として、日系企業の欧州事業戦略、組織再編、M&A、リストラクチャリング等プロジェクトに対するアドバイザリー業務に関与。帰国後は、ファイナンシャルアドバイザーとして国内およびクロスボーダーM&A案件を数多く手がける。2000年、KPMGヘルスケアジャパン設立。医療・介護産業を含むヘルスケアセクターに特化した戦略立案・業務変革関連、M&A関連、ファイナンス関連のコンサルティング・アドバイザリー事業の責任者を務める。

第八回7月20日

テーマ

イノベーションの技…やわらか右脳ブレスト・ワークショップ
-“不” を探り出し、ひっくり返して“夢” を創造する-

講師くらたまなぶ株式会社あそぶとまなぶ 代表取締役

第8回目の講義は、リクルート時代に「とらばーゆ」「エイビーロード」「フロムエー」など14ものメディアを立ち上げてきた くらたまなぶさんによる「イノベーションの技…やわらか右脳ブレスト・ワークショップ」が行われました。常に新時代を切り開いてきた経験から練り上げられた独自のマニュアルをベースに、そのスキルを体験するセッションが行われました。正しいブレストを行うトレーニングの一環として「●●じゃないゲーム」などのゲームを行い、“あいづちの四段活用”を用いながら、ワクにとらわれない自由な発想をどう引き出すかを体感した講義が行われました。

  • イノベーションの技…やわらか右脳ブレスト・ワークショップ
  • イノベーションの技…やわらか右脳ブレスト・ワークショップ
くらたまなぶ

1978年日本リクルートセンター(87年リクルートに改称)に入社。『とらばーゆ』『フロムエー』『エイビーロード』『じゃらん』など14のメディアを創刊、“創刊男”の異名をとる。新規事業開発室長として『ゼクシィ』『ダヴィンチ』『生活情報360( 現「Hot Pepper」の前身)』等、の創刊に携わり、その後開発情報編集局・編集制作統括室長を経て1998年フレックス定年退社。あそぶとまなぶ事務所(04年に(株)あそぶとまなぶに改称)設立。経営コンサルタントを主に講演、執筆などを行う。
<主な著書>
リクルート「創刊男」の大ヒット発想術 (日本経済新聞社)
MBAコースでは教えない「創刊男」の仕事術(日本経済新聞社)

第七回7月6日

テーマ

変化するオフィスマーケット

講師山方俊彦ザイマックス不動産総合研究所 マネジャー

第7回目の講義は「Ⅰ部:オフィスマーケットの過去と現在を知る」「Ⅱ部:オフィス市場のこれからを考える」の2部構成で行われました。
Ⅰ部では、オフィスマーケットの市場規模やマーケットの変遷を確認しながら、世間に出ている情報の見方や一般に言われているオフィスマーケットの常識について改めてとらえ直してみよう、という解説が行われました。また現在のオフィス市場において「ビルストック」「オフィスを使う企業(テナント)」「ビルの所有者」などが従来と大きく変化してきている状況をみていきました。
Ⅱ部では、これらを踏まえ、今後のオフィスマーケットにおける「ワーストシナリオ」「ベストシナリオ」を立てるワークを行い、各チームの発表を元に皆で討議を行いました。

  • 変化するオフィスマーケット
  • 変化するオフィスマーケット
山方俊彦

1991年日本生命保険に入社。不動産部にて投資用不動産の運営実務に携わり、1997年にニッセイ基礎研究所出向。オフィスマーケットの調査研究に従事。2003年にザイマックス入社。マーケティング部で不動産のデューデリジェンス、マーケット分析を行い、その後、(株)ザイマックス不動産マーケティング研究所(現在のザイマックス総研の前身)及び現ザイマックス総研では、不動産マーケットの調査分析・研究を担当。ARES不動産証券化マスター養成講座テキスト「102不動産投資の実務」“第Ⅱ部不動産市場の指標と見方”を執筆。

第六回6月22日

テーマ

企業における不動産戦略

講師板谷敏正プロパティデータバンク株式会社 代表取締役社長

「企業と不動産戦略」に関して、1部では板谷さんより、海外企業と比較した日本の企業不動産の現状・特色、CREマネジメントを導入する経営上のメリット、B/S、P/L上での変化、先進企業の事例などについて解説・紹介頂きました。
2部の中山さんの講義では、企業の不動産戦略の方向性について「借りる」「持つ」という選択肢の中で新しい発想の必要性、CREマネジメントにおける重要事項などの解説がありました。
その後、受講生がそれぞれの自分の所属における不動産戦略の現状を紹介し合い、皆での議論・意見交換が続きました。

  • 企業における不動産戦略
  • 企業における不動産戦略
板谷敏正

早稲田大学大学院理工学研究科修了、清水建設株式会社入社。2000年、社内ベンチャー制度を活用し、不動産管理向けクラウドサービスを展開するプロパティデータバンク株式会社設立、代表取締役就任。09年には最も優れた経営戦略を実践する企業として“ポーター賞”を受賞。15年より株式会社レナウン社外取締役(兼任)、その他国交省「企業不動産の合理的な所有・利用に関する研究会」委員、「不動産ID・EDI研究会(2007)」委員、日本ファシリティマネジメント協会CREマネジメント研究部会長などを務める。芝浦工業大学客員教授、早稲田大学理工学研究所招聘研究員を兼任。博士(工学)
<主な著書>
CRE戦略と企業経営(東洋経済新報社)
次世代建設産業戦略2015(日刊建設通信)

第五回6月8日

テーマ

ストック型社会における建物を考える

講師吉田 淳株式会社ザイマックス不動産総合研究所 取締役・主幹研究員

第五回目の講義は4部構成で建物に関わる定義やストック量についての講義後、将来における建物について考えました。
1.「建物とは何か?」2.「保有・運用にかかわるリスク」3.「建物の寿命とメンテナンス」についての講義では、建物のリスクを皆で抽出したり寿命について考えを発表したりしながら理解を深めました。
4.「今後に向けて」では、良質な建物ストックが形成される社会を実現するには、何が必要か?それを拒んでいるものがあれば、それは何か?についてチームごとに議論を行いました。各チームの発表は交流会の場に移って行われ、熱を帯びた議論が続きました。

  • ストック型社会における建物を考える
  • ストック型社会における建物を考える
吉田 淳

1977年(株)日本リクルートセンター(現(株)リクルート)入社、ビル事業部西日本部長などを経て、(株)リクルートビルマネジメント(現(株)ザイマックス)取締役。2001年(株)ザイマックスビルディングサイエンス(現ザイマックス総研)を設立し、現職。建物管理、修繕、環境不動産分野の研究を主幹している。スマートウェルネスオフィス研究委員会・改修ハンドブック作成部会委員、CASBEE不動産評価検討小委員会委員。不動産証券化協会(ARES)認定マスター養成講座テキスト(第Ⅳ部第4章:ビルの改修と環境不動産)を執筆。

第四回5月25日

テーマ

IT革命の激流
「ギャップをチャンスに変え、
イノベーションを起こす企業文化とは?」

講師有馬 誠株式会社MAKコーポレーション代表取締役社長 兼 アドロール株式会社取締役会長 (前グーグル日本法人代表取締役)

からくさ不動産塾第四回目の講義は<スキル・素養を磨く>特別講演。少し不動産から離れて、IT革命の最前線で活躍を続けて来られた有馬誠さんにご講演頂きました。
前半は、あらゆる産業でIT技術を活用した新しいビジネスが生み出され、世界が変わりつつある「IT革命の最先端」の現状について、MITが毎年発表する「もっともイノベーティブな50社」から数社の事例を映像を交えて解説を頂きました。
後半は「IT革命をリードする企業の文化の秘密に迫る」をテーマに、Googleの社内におけるルールや制度についてご紹介頂きました。その後、受講生同志が、それぞれの職場・組織でイノベーションを起こすためにどのような取組みを行っているかを共有して発表し、有馬さんから講評やアドバイスを頂きました。

  • IT革命の激流
  • IT革命の激流
有馬 誠

1956年大阪市生まれ。1980年京都大学工学部卒業。クラボウ、リクルートを経て1996年にヤフー第一号社員として入社、常務取締役として立ち上げに貢献。2004年ネット業界に特化した人材紹介会社アイ・アムを創立、多くの優秀な人材を業界に紹介。2010年よりグーグル日本法人代表取締役就任。2014年2月より現職。
<主な著書>
『ギャップはチャンスだ!』(日経BP社)2014
『転職成功のエキスパートが教える最新・最適転職メソッド』(しののめ出版)2006

第三回5月11日

テーマ

Three Seismic Shifts in the Global Economy and Japan as a Spearhead of Change

講師西村淸彦西村淸彦東京大学大学院経済学研究科 教授

西村先生の特別講義が行われました。現在の世界経済では「3つの地殻変動」が起きており、
①バブルの発生・崩壊と経済危機
②技術の進歩
③人口動態の変化(急速な高齢化)
3つそれぞれ組み合わさり、互いに共鳴している点が世界経済に多大な影響を与えているとのことを強調されました。

①では、伝統的な金融政策が効かなくなっている
②では、技術進歩が仕事を奪う力に働いている
③では、将来期待の剥落と需要の減退に繋がっている。
これらは日本に起きた特殊な事ではなく、日本は先駆けであり、これから世界で起きてくることである、との解説を頂き、質疑応答が行われました。
講義後の交流会でも受講者から西村先生に様々な質問が続きました。

  • Three Seismic Shifts in the Global Economy and Japan as a Spearhead of Change
  • Three Seismic Shifts in the Global Economy and Japan as a Spearhead of Change
西村淸彦

東京大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科修士課程卒業、米国イェール大学Ph.D。東京大学経済学部助教授、同大学院経済学研究科教授、内閣府経済社会総合研究所総括政策研究官(兼任)、日本銀行政策員会審議委員を経て、日本銀行副総裁(2008年3月~2013年3月)。現在、東京大学大学院経済学研究科教授。2014年より内閣府統計委員会委員長。2015年秋紫綬褒章受章。

第二回4月27日

テーマ

不動産市場を見る目
「日本の不動産市場は生き残ることが
できるのか?」

講師清水千弘シンガポール国立大学不動産研究センター教授

4月27日に二回目の講義が開催されました。冒頭、未来を読み解くには「これから変化する事がわかっているが、どうなるかわからない(The Known Unknowns)」事以外に「わからないことが起こる(The Unknown Unknown)」を分けて考える必要性との説明がありました。
その後、様々なデータをみた上で、今後の日本の不動産の姿について触れ、また、予測不可能な構造変化が起こる際には市場・社会を「正しく」見つめる力が必要、との解説がありました。 最後は受講生に対して「この先、受講生自身が生き残るため」の考え、実践すべき言葉が送られました。

  • 不動産市場を見る目
  • 不動産市場を見る目
清水千広

東京工業大学大学院理工学研究科博士後期課程中退。東京大学博士(環境学)。一般財団法人日本不動産研究所研究員、リクルート住宅総合研究所主任研究員、麗澤大学経済学部教授、等を経て、現在、シンガポール国立大学不動産研究センター教授。麗澤大学大学院経済学研究科客員教授、香港大学建設不動産学部客員教授、ブリティッシュコロンビア大学経済学部客員教授、マサチューセッツ工科大学不動産研究センター研究員などを兼務する。Fellow of RICS, Member of CRE。

第一回4月13日

テーマ

不動産を見る目価値の考え方

講師中山善夫ザイマックス不動産総合研究所 代表取締役社長

からくさ不動産塾開校後、第一回目の講義。講義に先立ち、塾頭の中山、アドバイザーの清水千弘先生よりそれぞれ開校の挨拶がありました。 その後、約20名の塾生による自己紹介に続き、第一回目の講義が行われました。
講義テーマは「不動産を見る目、価値の考え方」。不動産や土地に関する基本的な考え方の確認と、<不動産と社会>をテーマとして考えるうえで重要となるトピックについてグループごとにディスカッションしました。

  • 不動産を見る目、価値の考え方
  • 不動産を見る目、価値の考え方
中山善夫

ニューヨーク大学大学院不動産修士課程修了。一般財団法人日本不動産研究所で数多くの不動産鑑定・コンサルティングに従事。その後、ドイツ証券にてドイツ銀行グループの日本における不動産審査の責任者を務める。2012年よりザイマックスグループの役員に就任、現在、ザイマックス不動産総合研究所代表取締役社長で、不動産全般に係る調査研究を担当。不動産鑑定士、MAI、MRICS、CCIM。日本大学大学院理工学研究科不動産科学専攻非常勤講師、ARESマスター「不動産投資分析」科目責任者、不動産証券化協会教育・資格制度委員会委員。